よいおすしをおいしく
私達はただおすしをつくるのではなく、本当に良いおすしだと確信できるおすしを創りたいと考えています。私達が目指すおすしとは、ただネタが大きいとか、活〆(イケジメ)だとか、光物が浅くしめてあるとかではありません。新鮮なものはより新鮮に、ねかす物はしっかりねかし(熟成)シメるものはしっかりシメ(〆物)、おすしとしておいしいネタの厚さ、大きさ、形、ネタに合うシャリの味、重さを目指します。昔からの江戸前の仕事を大切にしながら、新しい発想、新しい食材で新しいおすしの開発も続けたいと考えています。光物が嫌い、穴子が嫌い、トリ貝が嫌い、ブリが嫌いなどよく言われますが、初めて食べたおすしが良く無かった可能性もあります。初めてそのネタを召し上がるお客様にも、そのネタが大好きになる様な良いおすし、本物のおすしを提供しなければなりません。さらに私達は、良いおすしをお出しすることはもちろん大切ですが、おいしく召し上がって頂くことの方がより重要だと考えています。居心地の良い空間、明るく元気な接客やきめの細かな心遣い、正確で速やかな提供などをいつも考え、楽しくお食事をしていただけるように改善を進めていきます。まだまだ至らない部分がございます。「存分のお叱りをいただきたいと思います」(これは高村光太郎が智恵子の父親に言った言葉ダヨ~ン)
今後とも海天すしをよろしくお願いします。